活動內容 :現在
自社開発?オープンイノベーションの拠點として
2010年代になると、大學では醫療、リハビリ、介護、ロボットなど少子高齢化社會の到來を見據えた研究テーマが増加し、その中で、當社は特にひとの生活?能力を支援するサポート?サービスロボット※の分野に注目しました。
※サポート産業:ひとの生活?能力を支援するサポート?サービスロボット分野。當社はサポート?サービスロボット分野を、サポート産業と定義し、有望産業として注力している。
2013年には裝著型作業アシストスーツ「マッスルスーツ?」をイノフィスと共同で設立するとともに、國內唯一のドローンフライトコントローラ製造メーカーの自律制御システム研究所に出資。これ以降、當社はものづくり関係(受発注)の継続を目的として①製品化に移行し、かつ市場性があること、②ハードのものづくりとして當社が寄與できること、などを基準に投資を実行。株主として試作?改良?製品化はもちろん運用?経営?資金面も含めてベンチャーをサポートするようになりました。
このような流れで設立されたグループベンチャーは現在7社おります。當社は複數のベンチャーに対する支援を同時に進めるようになり、メカトロ研究所にも研究開発機能とともに、菊池製作所とベンチャーをつなぐハブ役として重要な役割が求められるようになりました。
大學?研究機関との連攜ベンチャー
※詳細は、各社HPをご參照ください。
設立 | 會社名 | 連攜先 | 製品 | URL |
---|---|---|---|---|
2013年12月 | ㈱イノフィス | 東京理科大學 | 裝著型作業アシストスーツ「マッスルスーツ」 | https://innophys.jp/ |
2015年7月 | SOCIAL ROBOTICS㈱ | 東京大學、首都大學東京他 | コンシェルジュロボ?社會支援ネットワークシステム他 | http://social-robotics-japan.com/ |
2015年8月 | WALK-MATE LAB㈱ | 東京工業大學 | 裝著型歩行支援ロボット | http://walkmate.jp/ |
2015年8月 | フューチャーロボティックス㈱ | 早稲田大學 | 遠隔操作ロボット、醫療ロボットデバイス、ヒューマノイドロボット他 | http://www.future-robotics.co.jp/greeting.html |
2016年3月 | ㈱ヘルステクノロジー | 南東北病院他 | 歩行器、嚥下、介護業務支援システム他 | http://htf.jp |
2017年3月 | Safe Approach Medical㈱ | 九州大學 | インプラントナビゲーション | |
2017年4月 | TCC Media Lab㈱ | 電気通信大學 | 醫療3D-ARシステム | http://www.tcc-media.com/ |
活動內容 :これから
プラットフォーム構想のトータルプロデューサーとして
サポート?サービスロボットを製品とするサポート産業は、まだ市場が未成熟で、収益性あるビジネスとしては成立していません。多くのベンチャー企業が苦戦しているのが実狀です。しかしながら、サポート?サービスロボットは世界的な高齢化社會の到來に向け、大きな成長が期待されている分野でもあります。
日本は、産業用ロボットと同様に、このサポート?サービスロボットにおいても世界をリードしています。國も「ロボット革命委員會」から「ロボットイニシアチブ協議會」※1へと移行したように、今後の日本の産業をけん引する分野と位置付けています。
2014年、福島県が「イノベーション?コースト構想」※2として産業振興による震災からの復興?創生を掲げ、當社工場が立地する南相馬市がロボット産業の集積をめざすプロジェクトの中心地となりました。これらを背景に、當社も産業集積をめざしてベンチャーを包括的に支援するフォーマット「菊池製作所グループプラットフォーム構想」をスタートさせています。
※1 ロボットイニシアチブ協議會:https://www.jmfrri.gr.jp/ 當社代表取締役である菊池功は「ロボット革命委員會」委員に選任され、「ロボットイニシアチブ協議會」參與を務めている。
※2 イノベーション?コースト構想:www.pref.fukushima.lg.jp/site/portal/list275-1006.html 福島県の復興?創生を掲げ「ロボット産業集積」、「國際産學官連攜」、「再生可能エネルギーの推進」をテーマに経産省?福島県?復興庁らが進めるプロジェクト
プラットフォームでは、マーケティング?開発?試作?実証?改善?量産?販売のサイクルをグループ內で完結し、ベンチャーの事業化をトータルにサポートします。そのため実証および販売機能の拡充を図り、2015年に販売を推進する㈱菊池ハイテクサプライを、2016年に実証施設の運営を擔う㈱ヘルステクノロジーを設立しました。
當社としてはプラットフォームをグループ外にも広く開放することで多くの企業の參入を促し、サポート産業におけるネットワークの拡大、ものづくり支援企業としての當社の地位確立をめざしています。
プラットフォームの構成メンバーは、ベンチャー(大學?研究機関)、ユーザー、國?地方自治體、メーカー(當社含む)、販売會社、実証?リハビリ施設など、広い範囲に及んでいます。このため、メカトロ研究所にはメンバー間の円滑なコミュニケーションを図るコーディネーション能力とともに、メンバーを統括して事業を成功へと導くトータルプロデューサーとしての機能が求められるようになりました。
菊池製作所グループの成長戦略の鍵を握る部署として、メカトロ研究所は今後も與えられた役割を確実に果たし、サポート産業の振興、グループ目標達成への貢獻をめざします。
菊池製作所グループプラットフォーム構想

「ものづくりメカトロ研究所」はプラットフォームの広範なメンバーを束ねる総合プロデューサー
